第2回は人気上昇中のチェルシーブーツです。
サイドゴアブーツとも呼ばれ、名前の通り、サイドにゴムのマチが付いたブーツ。
WOMEN'S 98677
¥34,000+tax
MEN'S
98411
BROWN
NAVY SUEDE
¥34,000+tax
98756 BKACK
¥36,000+tax
1830年中盤、ロンドンの靴屋が当時即位したばかりのヴィクトリア女王に脱ぎ履きが容易でフィット感のあるシューズを用意したのが始まり。
しかしヴィクトリア女王より気に入ったのが夫君のアルバート公でした。
この歴史背景から「アルバートブーツ」と呼ばれることも。
元々は女性用、当時は王室が使用していたこともあり、当時はフォーマルな位置づけにありました。
第一次大戦後からは乗馬の際に使用される事が多く「ジョッパーズブーツ」と混同され呼ばれる事も。
WOMEN'S
ジョッパーズブーツ 98678
¥36,000+tax
その後一般に広く使用され始めたサイドゴアブーツが一世を風靡します。
モッズスタイルに取り入れられ、さらには、ビートルズ、ローリングストーンズが着用したいた経緯もあり、音楽のムーブメントの象徴的なシューズとして大人気となります。
そのムーブメントを受け、ムーブメントの中心であった土地から「チェルシーブーツ」と呼ばれています。
歴史背景から見ても、王室のためのシューズ、フォーマルな立場から徐々にカジュアル、スポーツへと流用されていったチェルシーブーツ。
転落ではなく、履きやすさ、合わせやすさ、利用範囲の大きさから広がっていった経緯があります。
ファッションアイテムとしては珍しいパターン。
プレーントウのものが多いため、スーツやスラックスとも相性が良く、最近では結婚式でも着用する方が増えています。
乗馬や音楽といったカルチャー面の背景と、基本的にはブーツであることから、カジュアルのアイテムとも相性がいい。というこちらも汎用性の高さが魅力的。
近年人気が高いのも納得です。
MEN'S 98664
¥30,000+tax
セミブローグタイプも。
元々女性用ということもあってか、女性にも人気があり、男性より女性の方が履いている方を見かけます。
細いパンツと
スカートと
太いパンツと
本当に様々なコーディネートに、しかも男女問わずに馴染んでいく。
そしてサイドゴア独特のフィット感と脱ぎ履きのしやすさ。
広く受け入れられ、受け入れてくれる素晴らしいブーツです。
佐藤