第4回はチャッカブーツ
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¥30,000+tax
ポロ競技に起源をもち、競技後に選手たちが履いていたと言われています。
ポロの1ラウンドの競技時間をチャッカと呼び、これが名前のルーツ。
そしてここでも登場ウィンザー公。
彼はポロにも精通し愛用していたそう。
そこから現在まで、カジュアルシューズの定番として絶大な人気を博しています。
JALAN SRIWIJAYAでは無骨さを抑え、洗礼されたシルエットで表現されています。
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¥36,000+tax
こちらはジョージブーツ
現在ではその見た目の酷似さからチャッカブーツとくくられています。
見た目の違いは
シューレースを通す鳩目が2対のものがチャッカブーツ
鳩目が3対で鳩目の付く位置も若干高くなっているのがジョージブーツ
外羽根の形も若干違います。
歴史的にはジョージブーツはイギリス陸軍用に作られていたものが一般化した経緯があります。
現在では鳩目が3対のチャッカブーツも多く、用途に明確な違いがあるわけではないのでひとくくりになっています。
イギリスの歴史やシューズが好きな方の中には、しっかりと区別し、使い分けている方もいます。
革靴の奥深さや楽しみの幅が感じられるブーツ。
チャッカブーツというとスウェード素材を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
スウェードは水滴を弾きやすく、雨の日用の素材として重宝されてきました。
文明の利器である防水スプレーとも相性が良く、高い撥水性を発揮します。
そしてなんといっても手入れが楽です。
ブラッシングやスウェード用消しゴムで大体の汚れは落ち、ケアも済みます。
ちなみに
スウェードの靴を履くのは女性だけだった時代がありました。
それを覆したのがウィンザー公。
さすがです。
ファッション以外にも様々な趣味があったウィンザー公は、奇抜な性格や突拍子もないわけではなく
「機能に裏打ちされた美」
を重んじる方だったのではないでしょうか。
イギリスらしい精神ですね。王室ですもんね。
ファッションや洋服は日常生活と切っても切れない関係
日本では「衣食住」なんていったりします。
自身の生活と照らし合わせて、機能に裏打ちされた美を意識して洋服や靴、スタイリングを選ぶ楽しさ。多くの方に体験してほしいと思います。
佐藤